鯖缶ランドリィ

劣等感にまみれたさばのが日々感じたことをぶち込むブログです。

【婚活】にわとりさん16 現実を考える

前回からの続きです。

にわとりさんの最初の記事はこちら

 

 

~前回までのあらすじ~

 

にわとりさんが、牧夫の仕事を辞めてうちで農業をやると言い始めた。

なお、私たちは付き合ってはいない。一回会っただけである。

 

 

私は、想像した。

にわとりさんが、我が家で働いたらどうなるだろうかと。

 

 

その前に、なぜ私が家で農業をやりたくないかを説明しなければならない。

 

①うちの兄と一緒にやっていきたくない

 

完全に理由は、コレ。

なにがどう嫌なのかを説明してくのすら、めんどくさい。

さっき、説明しなければならないとか言ったけど、もうめんどくさいんや。

 

まぁ、書くけど。

 

基本的に、うちの兄は午前中は起きない。

人に頼まれた仕事の時は、朝早く起きてどこかに行くけど、うちの仕事はやらない。

寝てる。起きない。いびきがめちゃくちゃうるさい。

 

そのくせ、夜中ずっとゲームしてる。

 

何でもかんでも、お母さんのせいにする。

 

安いからといって、大量に物を買い、そしてすぐ飽きる。

クソマズイ飲料とか、段ボール数箱ある。

 

まだまだ、あるんだけど、話がそれてきたし、もうやめとこう。

 

 

やる気は無いんだけど、誰かから認められたい感じ。

良く見せようと振舞っているから、そのストレスがお母さんにいってる感じだ。

 

 

自分の責任を自分でとろうとしないので、イライラしている。

 

私も、そういう所があるから、尚更なんだと思う。

 

 

あっ、また話がそれました。

 

とにかく、こんな兄と一緒に農業をやっていくのは絶対に避けたいと思ってました。

 

 

②私もそんなにやる気がない

 

人の事散々文句言ったけど、私もただお母さんの後をくっついてやっているだけなので、仕事をあまり覚えてない。

 

自分ちの畑の場所も良く忘れるぐらいなのだ。

 

農家でやってくにあたり必要な作業というのを、全然見についていないのだ。

 

 

③周りの農家とのコミュニティが嫌

 

うちは、収穫や出荷の作業は周りの農家と共同で行っている。

その人たちとコミュニケーションをとりたくない。

 

親戚ばかりなので、小さい頃から一方的に存在は知られているという感じ。

 

なんというか、その人たちにとっての私は、本来の私とは違うイメージが出来上がっていて、そこから外れるようなことができないようになってしまっているのだ。

 

要するに、借りてきて猫みたいになってしまうんだ。私が。

 

そういうコミュニケーションを取るのが辛いから、私の事を誰も知らない所に住みたかったなぁという気持ちがある。

 

 

ざっというと、この3点。

 

 

もし、にわとりさんが加わったらどうなるだろうか。

 

①の兄の問題。

 

おそらく、にわとりさんは、仕事ができる人なんだと思う。

全然、違う職種に思い切って就いて、こなしているのだから。

 

うちの兄より、全然やるきもあるだろうし、両親は喜ぶと思われる。

兄も、焦ってやる気を出すようになるだろうか?

 

もしかしたら、にわとりさんが主軸になっていく可能性がある。

それだと、私の方も安心してついていけるかもしれない。

 

でも、兄は拗ねるだろうな。

 

 

②の私のやる気のなさ問題。

 

にわとりさんが、頑張るなら私も頑張るようになるのかもしれない…。

どうだろう。わからないけど、今よりは頑張れるかな。

 

 

③の周りのコミュニティの問題。

 

にわとりさんは、私よりはるかに周りになじむと思う。そこは、問題ない。

まわりになじんだゆえに、私もいろんな会合に引っ張り出されたら、と思うとめちゃくちゃ憂鬱だ。

 

なんせ、そういう場が嫌だ。つらい。

 

 

 

メリットもある。

 

 

働く事に関しての不安が減るだろう。

もし、どこかへ長期で働きに行くよりは今のスタイルの方が安心感はある。

 

やる事は、ずっと同じだし、毎日ミスに怯えて出勤することはない。

 

それは、私にとって結構大きい事なんじゃないかな…。

 

もしかして、これは良い話なのでは?と思えてきました。