にわとりさんは、今、近隣の農家と共同で収穫作業を行っている。
そこでの出来事をよく話してくれるのだが、内容的には、愚痴が多い。
・丁寧に教えてくれる人がいない
・さばの父は、仕事は教えないといってくる
・さばの兄は、説明が分かりにくい
・一緒に働いているAさんも、さばの兄はいちいち細かいし、いつも来るのが遅いと言っている
・○○さんは、怖い、○○さんは、頑固
「今日は仕事が休みになったんだ!」というのが、お気に入りの冗談らしく、毎日言っている。
それに対して、私はムッとした感情が湧いてくる。
そこが、我ながら以外だったりする。
特に、さばの兄に関しては、私も良くないイメージを持っている。
午前中は起きないくせに、夜にゲームをしてて眼精疲労で頭痛くなって仕事ができなくなったり、安いからといって食べ物を大量に買っては、飽きて賞味期限が過ぎて捨てるのに、また大量に買う事を繰り返していて、本当にバカなんじゃない?と思うし、家のなかは兄の荷物で占領され玄関も物で埋まり、靴の脱ぐスペースもあまりないし…。
とにかく、書けばきりがないくらい、兄に対して良くない感情をもっている。
そのはずなんだけど。
にわとりさんに⇧みたいな事を言われると、嫌な気持ちになる自分もいるのだ。
腐っても、自分の兄。
それを誰かに否定されるのが嫌みたいだった。
そこが、自分自身理解できない。
兄に対して嫌だなと思うけど、にわとりさん達がなんか言ってると可哀そうだなという感覚がある。
にわとりさんの愚痴を聞いてムッとしてしまい、なぜ私が不機嫌になるのか聞かれたので、愚痴が多いからと話したら、「仕事の愚痴は話したらダメなんだね」と言われた。
結局の所、以前と同じで、私が理由を話してた所でにわとりさんは「自分は何も話さなすなってこと!?」という返答が返ってくる。
つまりは、にわとりさんは自分を否定された、と捉えている。
にわとりさんの立場を想像すると、慣れない仕事なのに親切に教えてくれる人はおらず、そりゃ行きたくなくなるのも当然の事。
それに、パートナーに話を聞いてもらいたいし、受け入れて欲しい。
私はどう思っているか。
上をわきまえてはおりますが、身内の悪い所を言われ続けることは、それなりにダメージがあります。
なぜ、ダメージがあるのか。
今ふと思ったけど、兄に駄目だしすることを通して、自分を責められているように感じているのかなぁと思いました。
細かい理由は、よく分からないけどなんとなく。
とりあえず、分かる事はお互いにお互いを否定している(否定されたと思っている)から、どんどん居心地が悪くなっているんだろうなぁという事。
それに気づいているにも関わらず、私は悪い気持ちばかりをキャッチしているのであった。
なんででしょうかね。
しかし、あれだ。
深く自分の感情を探し出そうとしているのは良いと思った。
なぜそんなことをしているかというと、今が辛いからということもあるだろう。
それに、なんだかんだ言ってどうにかしてにわとりさんとの関係をなんとか良いものにしたいという気持ちも少なからずあるからだと思う。
ずっと、自分の気持ちを考えなきゃと思いつつもできていなかった。
ノートに書こうと思ってたけど、ブログの方が書きやすいみたい。
にわとりさんに対してネガティブな、それこそ愚痴が多くなってしまうのも申し訳ない気持ちがある。
チラシの裏に書けばいいんだろうけど、どうもこっちのほうがやりやすいみたいなので、今後ともお付き合いいただけたら幸いです。