先日、生まれて初めて救急車に乗りました。
事の発端。
1歳7ヶ月のもち吉ちゃんが、歯磨きを嫌がって、体をのけぞり、フローリングに思いっきり頭を打ち付けました。
もち吉ちゃんは、割と転んだり、頭をぶつけたりする事が多いけど、すぐに立ち直ります。
この時も、泣きましたがすぐに泣き止みウロウロ歩き出し始めました。
すると、今度はグズり出しました。
普段寝る時間は20時頃。
この時はまだ、18時代でしたが、日中にひいおばあちゃんの家で大はしゃぎしていたものですから、疲れたのかもしれません。
もち吉ちゃんは、眠くなると私にくっついてきてお腹によじ登ってきます。
眠ったかなと思って、お腹からおろしたら、大泣きして、のたうち回ります。
抱っこしても、駄目。
ジュースを飲ませようとしても、駄目。
もち吉ちゃんは、火がついたように大泣き。
様子が変です。
もしかしたら、頭を打った事により、異変が起きてしまっているのかもと思いました。
病院に行かなくては…!?
この日は、にわとりさんは遊びに出かけていて、家には私ともち吉ちゃんのふたりきりでした。
私は、免許はあるけれど、行ったことのない病院に行ける技術は持ち合わせていません。
実家に電話しても、誰も電話に出ませんでした。
子どもの電話相談みたいな所は、夜の7時からでしたので繋がりません。
救急車を呼ぶべきかどうか分からなかったため♯7119 へ電話し、判断を仰ぎました。
状況説明をしましたが、焦っていて、全然違うことを言っていたかもしれません。
顔色は、青くなってないか、痙攣してないか、などを聞かれました。
その点は、大丈夫だったのですが、もち吉ちゃんが大泣きしている声が向うにも届いており、その様子から救急車で病院に行ったほうがいいと判断されました。
救急車は、20分以上かかり到着。
その間は、もち吉ちゃんに上着を着せたり、保険証や母子手帳、サイフ、鍵などを準備しました。
救急車の中は、温かいのかな?と思ったのですが、そんなことはなく、普通に寒かったので、無理やりにでも上着を着せておいて良かったです。
にわとりさんにも連絡。
病院が決まり次第向かうことに。
救急車に乗った時、色々な事が頭をよぎりました。
私のせいで、重大な後遺症が残ったらどうしよう。あるいは、死んでしまったら。
そういう考えもあったのですが、思いの外、冷静な自分がいました。
そんなふうに考えたって、状況は変わらないのだし、自分が悪いとは思わないようにしようと。
それはそれで、罪悪感はありましたが、自分が辛くならない方を優先しました。
救急車の中でももち吉ちゃんは、大泣きでした。
対応してくれた男性が、ぬいぐるみを見せてあやしてくれましたが、やはり大泣きです。
そういえば、おもちゃとかであやしてなかったな…と思い、もち吉ちゃんにスマホで動画を見せてみました。
もち吉ちゃんが、マラカスで遊んでる自分自身の動画です。
すると、ピタっと泣き止んだではありませんか。
そして、もち吉ちゃんは、口を開けたまま眠りにつきました。
あっれぇ?
これは、ただ眠かっただけなのでは?
病院について、起こされしもち吉ちゃんは、元気でしたとさ。
めでたし。めでたし。
私の早とちりだった………。
うおおおおお!
でも、何事も無くて本当に良かったです。
でも、早とちりぃ〜、うああああ。
というのを何度も繰り返しましたね。
ちなみに、レントゲンはとりませんでした。
放射能を使うから、幼児にはオススメしないとのこと。
大人だと影響は出ないけど、小さい子には体に残るそうです。
頭を打った時の、受診の判断材料として、
・顔色が青くないか
・意識はあるか
・痙攣していないか
・嘔吐していないか
この辺りが、引っかかってなければ大丈夫そうです。
とはいえ、数時間後にでるケースもありますし、素人が判断するのは難しそうです。
だから、私の判断はベストだったんだと、堂々としたいけど、なんかへこんじゃう。
無事で良かった、それだけで充分なのに、お手数をかけてしまったと、人の目を気にしてしまっている自分が嫌だ〜〜〜。